金メダルの勝因はどこにあるのか。

同じ北海道出身、陸上・十種競技でオリンピックに2回出場した江別市出身の右代啓祐さんに、決勝の投てきについて解説してもらいました。
右代啓祐さん
「非常にプレッシャーのかかるような状況で、オリンピックを迎えたと思うんですけど、やはり驚いたのは、今回は1投目が強かったところかなと思います。しっかり腕をふりぬく力が槍に伝わっていた印象がある、助走もスピード減速なく動きがものすごいスムーズだった」
「ここ最近だと6投目が強い印象は試合を見ていて感じていたんですけど、しびれる1投を投げたことによって周りもプレッシャーがかかったんじゃないかと」
また北口選手の、強さの秘密を聞いてみると…
右代啓祐さん
「身長が高くて、もの凄いポテンシャルを持っているのは高校生時代の投げを見た時から光るものはありました。元々バドミントンと水泳をやっていたのが、肩の可動域だったり、腕を降りぬく出力の部分が生きているのかなと思いますし、海外の遠征、チェコへ武者修行に行って、海外の転戦を数多く経験していますので、日本でやろうと海外でやろうと同じパフォーマンスがいつでもできるような状態にはなっているかなと思います」
「語学も堪能にしゃべることができるので、孤独も感じず仲間と楽しく、試合が終わった後に選手と称えあうような瞬間を見たが、他の選手からも尊敬されているんだなと」