日本海側の活断層が動く“誘発地震”に警戒…
南海トラフ地震について、政府は震度6弱以上の地震が起こる可能性がある地域などを指定し、防災対策を呼びかけています。
富山県は最大震度5強の想定で指定の地域ではありませんが、地質学の専門家は「決して油断はできなない」と警鐘を鳴らします。

富山大学 竹内章 名誉教授「南海トラフ地震そのものでまず、揺れによって富山でも能登半島地震と同じような揺れを経験せざるを得ないので。液状化であるとか土砂災害であるとか、そういったものは同じようなことがまた起きるというふうに考える必要がありますね」

竹内教授は南海トラフ地震の震源域にあるプレートが動くことによって日本海側の活断層が連動する「誘発地震」に警戒が必要だと言います。