「高低差」と「石畳」底力が問われるパリのコース どう攻略する?

(松村みなみ記者)
「パリのランドマークといえばこちらの凱旋門ですが、高さは実は50メートル。今回のマラソンコース最大高低差156メートルの約3分の1なんです」

五輪史上最も過酷といわれる今回のコース。大きな高低差に加えて選手の障壁となるのが、石畳です。

(応援に訪れた人)
「がたがたですもんね。石畳、選手にとっては厳しいコースになるんじゃないかな」

(前田選手の高校時代の恩師 安田功さん)
「アップダウン、あるいは石畳で、そういう部分はハードかもしれないが、やりがいのあるコースかなと」
パリの独特な地形や環境をどう攻略するのか。選手の底力が問われます。

(元天満屋女子陸上部 谷本観月さん)
「歩いているだけでもきれいな街だから、そういうところを走っている前田選手を見られるのが楽しみです。

いつもの前田選手らしい走りで、結果は後からついてくることなので精一杯頑張ってくれたらいいなと」

(前田選手の父 哲宏さん)
「今回は泣いても笑っても最後の五輪みたいな意気込みで、自分のパフォーマンスを発揮したいと言っていました。達成感を得てほしい。今まで自分が練習してきた成果が発揮できたという(達成感を)」

(前田穂南選手)「しっかり応援の力も借りて最後まで走り切りたいと思います」
前田穂南選手も出場する女子マラソンは日本時間の11日午後3時から行われます。

















