2025年問題 学生が医療関係者と議論
日本では来年、75歳以上の後期高齢者が5人に1人になるとされ、「2025年問題」とも呼ばれています。それに伴い、社会保障費の増大など、多くの課題が指摘されています。学生たちは、現場の医療関係者とともに、地域医療をめぐる地域間格差など、4つのテーマで、議論を深めました。
参加した大学3年生「日本には海外と比べても課題がいろいろあって、そういったところについてもっと目を向けていかなければいけないなと感じました」
参加した大学3年生「現場の医師の話を聞いて非常にいい経験になったので、きょう学んだことを今後大学で勉強して、何に自分が興味があるのかとか今後の自分の専門に繋げていければいいなと思います」
受け入れた病院側にとっても、学びが大きかったようです。
かしま病院・石井敦院長「より客観的に、我々は今どういう立ち位置にいるのか、これからどうしていいのかということを、すごく参考になる資産がたくさんあったと思います」
かしま病院では、地域医療を充実させるため、今後も、こうした活動を続けていきたいということです。