「DSD」ではないか…といった憶測も
ただもう1つ、「DSD」ではないかという憶測も出ているようです。西別府病院スポーツ医学センターの松田貴雄医師によると、DSDとは、『典型的な性分化が行われない疾患』とされています。
典型的な性分化とは何か、卵子のときにはX染色体しか保有しておらず、途中でXY染色体が出て分化し、男性・女性の身体的特徴が変わっていくんですが、この変化が、人によっては典型と違う変化をする人がいて、2000人に1人あるいは4500人に1人とも言われたりするそうです。決して少なくはありません。