育児の負担軽減、一方で課題も

郡山市では、今年度1歳と2歳の未就学児を受け入れていて、料金は1時間300円程度、子ども1人あたり月10時間まで利用することができます。この制度は「一時預かり」に比べて定期的に通園することで、子どもの社会性が身に付くほか、育児の負担軽減や保護者の孤立感の解消につながると期待されています。

こはらだ幼稚園・伊藤文恵教頭「(幼稚園に来ると)いろんな経験ができますし、お母さんのリフレッシュにもなるのでどんどん利用していただきたい」

一方で、保育現場の負担が増えることや、利用できる時間の短さといった課題も。

保護者「3~4時間くらい預かってもらえれば助かる。(今後は)時間が長く利用できたらいい」

現在、郡山市では10人が制度の利用登録をしていて、今後は制度の周知にも力を入れていきたいとしています。