子育て支援として、新しい取り組みが始まろうとしています。親が働いているかどうかに関わらず、子どもを保育所などに預けることができる制度「こども誰でも通園制度」が試験的に福島県内で導入されています。

夕方、幼稚園で遊んでいる男の子。この幼稚園の園児ではなく、7月から始まった制度を利用しています。

「こども誰でも通園制度」は、保護者の就労条件にかかわらず、一定の時間、子どもを保育所などに預けることができる制度で、国は、2026年度から全国の自治体で実施するとしています。

制度の導入に先駆けて、県内では、6つの自治体で試験運用を進めていて、このうち郡山市では、7月から8つの施設で受け入れています。認定こども園・こはらだ幼稚園には、この日2回目の通園となる1歳5か月の男の子が。年齢の近い園児たちと一緒に遊んで、1時間を過ごしました。

保護者「まだ保育園に預けていないので、子どもにとってはすごく刺激になると思っています」