8月7日に阪神甲子園球場で開幕する第106回全国高校野球選手権大会の組み合わせ抽選会が4日、大阪・フェスティバルホールで行われ、静岡代表の掛川西(26年ぶり6回目出場)は大会第4日目(10日)第4試合で、日本航空(山梨)と対戦することが決まりました。

日本航空は3年ぶり7回目の出場、チームスローガンの「日本一泥臭いチーム」を体現する投打に粘り強いチームで、山梨大会決勝では東海大甲府を7-1で退けました。

静岡代表対山梨代表の“富士山ダービー”の通算成績は夏は1勝1敗。春は、掛川西が第66回大会(1994)で山梨学院大附(現山梨学院)と対戦し、1-7で敗れています。掛川西は60年ぶりの夏甲子園勝利を目指します。

⚾…掛川西 山下陸人主将(3年)
相手ではなく、静岡大会同様、自分たちがやってきたことを甲子園という舞台で出せれば。目標は甲子園ベスト8、静岡の代表として責任をもって、泥臭い全員野球を体現したい。

⚾…日本航空 藤森友基主将(3年)
静岡県内の高校とはたくさん練習試合してきて、静岡の高校は強い印象がある。その静岡を勝ち抜いてきた掛川西なので、気負わずに今まで通りの野球ができたら。山梨の代表として、日本一泥臭く粘り強い野球で、山梨県勢初の(夏)優勝を目指して頑張りたい。