保護司はどんな活動をしているのか?
仙台市内に住む70代の男性。保護司を務めておよそ30年になります。滋賀での事件を受け今回は匿名で取材に応じてくれました。男性は現在、2人の保護観察を担当しています。

保護司の70代男性:
「窃盗だったり、人を殺めてしまったり色んなケースがある。罪を償って出てきて社会の一員としてこれからやっていくということですので、しっかり支援していければいい」
男性は、定期的に保護観察の対象者と面談を行い生活環境などを保護観察所に報告しています。
保護司の70代男性:
「初回、面接の時は、どうして保護観察を受けることになったのか、お互い確認をして、あとは普通に仕事の状況とか学生であれば学校どうだとか、友達関係とかそうした感じでやっている」
罪を犯した人の立ち直りを支援し、安全な社会を維持するためにも大切な役割を持つ「保護司」ですが、実は「保護司」は「仕事」ではなかったのです。