犯罪や非行をした人たちの立ち直りを支える活動を行う「保護司」、いまその在り方が問われています。きっかけは、ある殺人事件でした。

滋賀で起きた保護司殺人事件

今年5月、滋賀県大津市で60歳の男性が自宅で刃物で刺され死亡しているのが見つかりました。男性は、「保護司」として活動していて逮捕されたのは男性が支援していた保護観察中の35歳の男でした。

「保護司」は、犯罪や非行をした人たちの立ち直りを支える、重要な役割を持つ活動を行っています。実際、保護司を行っている人の活動内容はどうなっているのでしょうか。現役の保護司に話を聞きました。

保護司の70代男性:
「保護司になった以上は少しでも役に立てばいいなと。対象者の方々がしっかりと更正していく姿を見るのがすごく嬉しい」