日常生活の何気ない行動の中に腰や膝など、急激な痛みが出る“ぎっくり”が潜んでいます。

若者も注意!?急な冷え込みで「ぎっくり膝」に…

井上貴博キャスター:
冬になると“ぎっくり”が怖い人もいるかと思います。

“3大ぎっくり”とは、▼ぎっくり腰、▼ぎっくり背中、そして、この時期に注意が必要なのが▼ぎっくり膝です。

平井整形外科クリニックの平井志馬副院長によりますと、「ぎっくり膝」とは急な冷え込みで、血管が多い膝の筋肉が硬まってしまいます。そのうえで、急な動きなどをきっかけに膝に激痛が走る症状をいうそうです。

女性は男性より筋肉が少ないため、若年~中年の女性がなりやすいそうです。

また、“ぎっくり膝”になる人が多いのは朝です。朝は体が温まっていないからなりやすい、と想像がつくかと思います。

平井副院長は、ベッドから下りる時など「朝のぎっくり膝に注意」が必要だといいます。対策法として、“仰向けで膝を曲げ伸ばし”することを挙げていました。血流を良くしてあげることで体が温まるので、対策の1つになるそうです。