猛烈な暑さに強い日差し… 過酷さ増す午後の訓練

昼休憩のあと、学生たちは再び泳ぎ始めました。気温は30℃を超えました。
海上自衛隊幹部候補生学校 岡本亮 総務課長
― 船から投げ込まれているのは?
「角砂糖やあめなど。足などつらないように」
しかし、強い日差しや波によって学生たちの体力は次第に奪われていきます。
海上自衛隊幹部候補生学校 岡本亮 総務課長
「あ…、つりましたね」
足がつった学生には浮き具が投げ込まれます。ボートで引っ張ってもらい、少し休んで回復したら再び列に戻って泳ぎます。仲間が後ろから押して助け合います。

海上自衛隊幹部候補生学校 岡本亮 総務課長
― 一生忘れられない?
「そうですね。幹部自衛官はこの遠泳を乗り越えなければなれないので…」
― 今でも同期で集まると、この訓練の話をする?
「この話は思い出したくない…」