独自の進化を遂げ考案された「焼きそばクレープ」

(1983年の東京・原宿)
当時、流行の最先端のショップが軒を連ねていた東京・原宿です。

イトーヨーカドー弘前店「ポッポ」高谷真奈美店長(63)
「初めてクレープをやるのにあたり、上司が『原宿のクレープ屋さんを見てこい』と―。お客さんとしてお店に行って、いくらか買って食べて、買って食べてを繰り返して、研修と言うか視察に行った」

こうして生まれた弘前店のクレープは、高谷さんたちスタッフのアイディアで独自の進化を遂げます。そのなかで考案されたのが「焼きそばクレープ」でした。

イトーヨーカドー弘前店「ポッポ」高谷真奈美店長(63)
「総菜メニューでいろんなものをやってきたけど、焼きそばパンもあるからクレープに入れてもいいんじゃないかと誕生した。県外に行った方が帰ってくると『これはソウルフードだ』と言っていただける」