暗闇で動く動物たち…「ナイトサファリ」この時期に開催は3年ぶり

 夜の動物たちの姿を見る「ナイトサファリ」。この時期に開催されるのは実に3年ぶりです。
 (姫路セントラルパーク 福重祥一園長)
 「暗闇の中にいる動物は、気温がちょっと下がっていますので、多少動きはあるんですよね。そういうところを見てもらいたいなと思って」
 昼間とはまた違って、夜になると活発に動き出す動物の姿もみられました。昼は寝ていたライオンも鋭い瞳で近づいてきます。

 (姫路セントラルパーク 福重祥一園長)
 「楽しんでもらおうというよりも緊張しますね。ゆっくり回られても後ろがつかえるし、窓開けされても困るので。真剣ですから」

 不測の事態に備えて園長はナイトサファリも巡回。飼育員、総出です。
 (姫路セントラルパーク 福重祥一園長)
 「シマウマの鳴き声が聞こえますね。空気を吸いながら鳴く」

「ライオンが上から来た。めっちゃ怖かった」お客さんは大興奮

 窓ガラスのない特別仕様の金網型バスも運行。夜の時間をこの時期に走るのは3年ぶりです。
 多くのお客さんを乗せてライオンの群れに突入します。

 体験したお客さんに話を聞きました。

 (お客さん)
 「ライオンが上から来ましたよ。びっくりしましたよ、そんなん。めっちゃ怖かったです。よだれ、たれてるの知ってます?あの中」
 「ライオンがバーンって。めっちゃびっくりしました」
 「サファリに来るんやったら、きょうは絶対に乗ろうかなと思って来ました。最後、帰りに『きょう楽しかった人』と聞いてみんな『はい』と手を上げていたので、すごく来てよかったです」
 “制限なし”の夏、動物園にようやく忙しい日常が戻ってきています。
 (姫路セントラルパーク 福重祥一園長)
 「実際ホッとしている感じ。みなさん家で耐えていたんだなと思うと、こういうところに来て家族で行動できるということはよかったんだなと思います」