最近、自虐的なPRで話題の「姫路セントラルパーク」(兵庫・姫路市)。コロナ禍でレジャー業界は打撃を受けていて、“姫セン”も例外ではなかったのですが、3年ぶりに“行動制限のない夏”を迎え、大忙しのようです。名物園長の1日を深掘りしました。

園長が自らCM出演「姫路セントラルパーク」 お盆期間にはお客さんの大行列

 兵庫県姫路市にある姫路セントラルパーク。通称「姫セン」。動物たちは連日の猛暑にぐったり…。
 百獣の王もこの表情です。
 (キリンにエサをあげる子ども)
 「こわすぎる。こわっ」
 「はい、どうぞ」
 この夏の姫センの様子について、園長の福重祥一さん(63)に話を聞きました。ところで、福重園長の顔、見覚えがありませんか?
 実は、自虐的なCMに福重園長自らが出演。宣伝役を買って出て、客足も少しずつ戻ってきました。

 【姫路セントラルパークのCMより】
 『57万人も来ているのに、広すぎてスカスカだと思われています。ここは日本一過小評価されているサファリパーク。姫路セントラルパーク。STOP過小評価』

 しかし、これまで緊急事態宣言を受けて何度も臨時休園。スタッフを3分の1に減らし運営を行うなど新型コロナウイルスの影響に苦しめられてきました。
 3年ぶりに迎えた行動制限のない今年の夏。お盆休みの午前9時ごろには、オープンを待ちわびたお客さんの大行列ができていました。

 (訪れた人)
 「来たい来たいってずっと言っていたけどコロナでずっと来られなくて。近いんですけど、実家が。せっかくなので行動制限ないから今年は行こうと」

 (訪れた人)
 「やっとちょっと外に出かけられるので、ちょっとだけ遠出という感じです。楽しみだった?」
 (子ども)
 「うん」