自転車が関係する交通事故は去年全国で7万2000件を超え、前の年よりも2000件以上増加しました。

自転車側の交通違反が事故につながるケースも多く、警察も取り締まりを強化しています。

福岡県内の警告・指導は年3万2000件

福岡県内の「自転車の交通指導状況」によると、去年1年間で警告・指導の件数は、およそ3万2000件、「赤切符」で検挙されたのは306件でした。
※「赤切符」とは比較的重い違反に交付され、「刑事責任を問う事件として扱う」という内容を告げるもの

自転車でも酒酔い運転は懲役または罰金

警告・指導の場合は罰則はありませんが、赤切符で検挙された場合は懲役や罰金があります。

例えば、酒酔い運転で5年以下の懲役または100万円以下の罰金、二人乗り運転で2万円以下の罰金または科料です。(二人乗りが認められる例外もあります)