危険行為を繰り返すと「講習」命令も
また、3年間に2回以上危険行為を繰り返し、赤切符で検挙されるなどの処罰を受けると、都道府県の公安委員会から「3時間の自転車運転者講習」を受けるよう命令されます。
福岡県では例年10人程度が講習を受けています。

赤切符の対象となる違反例は、・右側通行および逆走・信号無視・一時不停止・酒酔い運転などで悪質な場合です。
逆走・警察官無視で赤切符
警察によりますと、18日も博多区で一方通行を逆走し、警察官が停止するよう求めたものの、無視をして走行を続けたケースについて、悪質とみなして赤切符を切ったということです。
警察庁によりますと、2023年に、全国で自転車が関係する死亡・重傷事故は7461件で、そのうち、自転車側が何らかの交通違反をしていたのは74.4%にあたる5550件でした。
自転車が関係する死亡・重傷事故が多発する中、交通ルールを守らない人をどう取り締まればよいのか。