東日本大震災の津波で自宅に加えて田んぼや畑が被災するも復興を遂げ、農業の6次産業化に取り組む男性が岩手県陸前高田市にいます。多くの人に食を楽しんでもらおうと男性が開発したのは、グルテンフリーのスナックです。

(村上一憲さん)
「どうぞ、ポリフリーもいかがでしょうか?」
7月14日に陸前高田市の中心部で行われた、地域の特産品を軽トラックで販売する軽トラ市。
(食べた人は)
「おいしい」(おいしい?)「うん」
「なんかやっぱり体に安心なんだろうなっていう感じはしますね」
陸前高田市内で農園の運営や加工品の生産を手がけるひころいちファームが販売したのが、看板商品でもある米粉を使ったスナック「ポリフリー」です。

買い求めた人からの評価も上々のようです。
ひころいちファーム代表の村上一憲さんに「ポリフリー」という特徴的な商品名の由来を聞きました。

(村上一憲さん)
「ポリフリーの「ポリ」はカリポリ食感の「ポリ」から来てて「フリー」はアレルゲンフリー、グルテンフリーというようなところから「フリー」を付けてポリフリーっていうふうに名付けました」

「ポリフリー」は、小麦をはじめとした穀物のタンパク質の主成分であるグルテンを使用しない、いわゆるグルテンフリーです。