パリオリンピックでは“ココを見てほしい”

 小さいころから一緒に練習してきた馬淵さんだからこそ聞ける質問を、2人に根掘り葉掘り聞きました。

 (馬淵さん)「お2人ともオリンピックは2回目の出場ですが、前回の東京オリンピックから何か変えたことは?」
 (玉井選手)「練習の内容もそうですけど、トレーニングを増やしたことによって筋力もすごく付いたので、パフォーマンスの中でのジャンプの高さや宙返りの速さがすごく伸びたと思うので、そこが3年間でガラッと変わったと思います」
 (荒井選手)「ウエイトトレーニングをしっかりするようになったのと、その日の体を考えてアップの内容を決めたりしています」
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 (馬淵さん)「パリオリンピックで見てほしいポイントは?」
 (荒井選手)「演技のキレと入水のしぶきの少ないところを注目してほしいと思います」
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 (玉井選手)「僕の強みはやっぱりジャンプの高さや形のキレイさなので、他の選手との違いというか、自分のキレイさがすごく評価してもらえる演技だと思うので、そこを注目していただきたいです」

 ここで、取材班からこんな質問も。

 Q馬淵さんってどんなイメージですか?
 (玉井選手)「それはカメラありですよね?」
 (馬淵さん)「なんで両パターン用意しようとしてんの?」
 (玉井選手)「僕は馬淵さんが一度引退する前の選手時代と僕が飛込を始めた時期が少ししか被っていないんですけど、最初は怖いイメージがすごくありました。だから結構、話すのが怖かったです。気まずい…(笑)」
 
 (荒井選手)「自分はジュニアの時にめちゃくちゃ怒られたことが1回だけありました。私がコーチに反抗していたので、それで怒られました」
 (馬淵さん)「私も反抗していたんですけど、一応先輩として『ちょっとこれではいかんぞ』ということを優しくお伝えしたつもりなんですけども。ちょっと怖かったというのを後から聞きました」