■カメラ自作の手法
男は「成長期の女性に興味があった」と、取り調べで明かしている。
その興味を満たす方向が盗撮だったわけだが…盗撮に使用されたカメラが特殊すぎた。
”自作”なのだ。正しくは”自分で加工”なのだが。※写真提供:山形警察署

検察によると、男は小型カメラをインターネットで購入している。
インターネットで購入したカメラをそのまま使うのではなく、男が選んだ手法は「加工」だったのだ。
男はインターネットで粘土と茶色のビニールテープなどを購入している。それを使い、あのまるで岩のようなカメラを作り出した。

カメラを見ると、本体を粘土などで覆い、細かく石のようなものが埋め込まれ、またケーブルは茶色のビニールテープでぐるぐる巻きにしていることがわかる。
男は2022年から山形市内の露天風呂で盗撮していたとのことだが、この盗撮場所に合わせた加工をしたものと思われる。