■カメラは1台ではなかった!さらに明かされたこと

石や岩に似せた撮影カメラを使い、公衆浴場の露天風呂を盗撮するという行為。

その犯行を行い、初公判で山形地方裁判所の法廷に姿を見せたのは31歳の被告の男だった。

男はうつろな目をして、力なく「間違いありません」と起訴内容を認めた。

この福島県郡山市の無職の男は、2022年から山形市内の公衆浴場に通い、露天風呂を盗撮していたことがわかっている。

その際に使われたのが「岩に似せたカメラ」である。

事件の詳細は、文末のリンクから飛べるこれまでの記事をご覧いただきたい。

カメラそのものや撮影時の状況、また男が出頭時に”したこと”など、これまで報道されていないことがいくつかあった。

今回は検察の冒頭陳述の中で明らかになったこれらの内容を、さらにお伝えしたい。