小学校まで徒歩45分 子どもたちの熱中症を防ぐ

鈴木化学工業所の本社工場から、約2キロのところに児童らが通う豊坂小学校が。そして、工場から見て学校とは反対側の方向に、上六栗(かみむつぐり)地区があります。

この地区に住む児童は、小学校まで約3キロの道のりを徒歩で45分ほどかけて通っているのです。このため、幸田町は児童たちの熱中症予防のため、通学路沿いにある鈴木化学工業所に下校時に水を提供できないかを相談。

2020年からウォーターサーバーを設置しています。

(児童)
「めっちゃうまい、おいしい」
「冷たくておいしい」

Q:ここに水がないと大変?
「めっちゃつらい」
「楽、助かる」

コロナ禍で児童たちが異例の「8月登校」の日があったことも設置の背景です。

9日午後、記者が上六栗地区の児童の下校に同行しました。