災害から身を守るために…気象庁「キキクル」は10分ごとに更新
気象庁も以前から、大雨による災害の危険度の高まりについて情報を発信しています。2021年3月からは危機が来るから、「キキクル」と名前を変えて発信しています。

「キキクル」は、地域の災害危険度の高まりを知ることができるもので、土砂・洪水・浸水の3つの危険度を地図の上に色分けして表示しています。

例えば土砂キキクルでは、大雨特別警報が出た地域は、黒色が表示されました。これは既に災害が発生していてもおかしくないという状況ですので、遅くとも紫色が現れた時点で現況を確認していただき、速やかに避難の判断をすることが重要です。

大雨によってどれほど危険が高まっているのかを調べるには、気象庁ホームページのトップにあるキキクルを選択すると、お住まいになっている地域の危険度を確認することができます。
キキクルは10分ごとに更新されますので、大雨の際は最新の状況を確認するためにも、ぜひ活用してください。
また、防災に役立つJNNのアプリ「NEWSDIG」では、画面の右下の「傘マーク」を選択すると、現在の雨の降り方がわかる雨雲レーダーが表示され、さらに「マップ切替」から「キキクル」を選択すると、「土砂災害」「洪水」「浸水害」それぞれの危険度を地図上で切り替えて確認できます。現在地が合わせて表示されるので、身近なエリアの危険度をすぐに確認することができます。地図の拡大・縮小も可能です。
「NEWS DIG」でキキクルを確認