水は「1日1.5リットル」 適正な水分補給を

 ただ、体に支障をきたすのは、普通の人では飲みきれない量を飲んだ場合です。水中毒という言葉を聞くと、水分補給を控える人もいるかもしれませんが、基本的に、暑い時期には脱水に気をつけてください。

 水・お茶などを1日に「1.5リットル」程度飲むのが正しい水分のとり方です。塩分については、飴などで補給してもいいかもしれません。

 水分補給のタイミングは、まず喉が乾いたとき。乾いたときに飲むのでは少し遅いと言われているので、暑い時期はこまめに飲んでください。そして、トイレの回数が普段より少ないときは脱水症状のサインかもしれません。

 脱水症状を気にするあまり、「飲まなきゃ」と強迫観念に駆られてしまうと、水中毒に陥る恐れがあります。適正な水分補給を心がけましょう。