北須賀監督がローンを組んで立てた寮には40人の選手が暮らしています。キャプテンに注目の3年生の部屋を案内してもらいました。

富島海翔 主将
「夏のキーマンです」

尾道高校 守内滉人 投手(3年)
「キーマンになれるようにがんばります」

尾道高校 菅将遙 投手(3年)
「横になって、これに乗っかって、抱き着いて(寝ています)」

エース 田原永遠 投手(3年)
― 何をしているんですか?
「今、広陵の試合を見ています」
手際よく、選手たちのご飯を作るのは、北須賀亜紀 さん。監督の奥さまです。

北須賀監督の妻 亜紀 さん
― この生活が何年ですか?
「えーと、16年です。マネージャーの娘が生まれた年に(寮が)できたので…」

北須賀監督の三女 マネージャー 理央さん(1年)
「思った以上にたいへんだし、選手1人ひとりに目を配ることがまだできていないなと感じることが多いです。(父に)いつも迷惑ばかりかけているので、ちゃんと支えられる側になれるようにがんばります」
妻 亜紀 さん
「パスタ、出しとくよ」
北須賀家が親子で支える野球部。一つ屋根の下、家族ともいえる団結力で歴史を変える夏に挑みます。

組み合わせ抽選会で第1シードの広陵とは別の山になりました。対戦が実現するならば、その舞台は決勝戦です。
尾道高校 富島海翔 主将(3年)
「広陵高校を倒すために新チームが始まってからやってきたので、その舞台(決勝)に立って対戦できるように一戦一戦、勝ち上がることをやっていくことをしっかりやっていきたいと思います」