『我々の社会の門を叩き、くぐって来てくれる事を念じて止まない』新庄さんの言葉を胸に…

 保護観察中、新庄さんから更生支援を受けた谷山真心人さん。谷山さんは再犯して服役した刑務所で、新庄さん宛てに“将来の夢”を綴った。返ってきた手紙の言葉を大切に胸に留めている。

 【新庄さんからの手紙より】
 「皆さんの温かさに報いてもいないうちに、自分の夢を語るのは早すぎます。社会復帰ではなく、我々の社会の門を叩き、しっかり門をくぐって来てくれる事を念じて止みません」
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 (谷山真心人さん)「ああいう人に出会えてよかったなと初めて思いましたし、何も恩を返してないうちにお別れしてしまったことに対してすごく思うことがあるので。『これからの僕を見といてください』って言いたいですけど、それくらいしか言えないですね、今は」

 誰もが立ち直るチャンスを。新庄さんが残した意志を、私たちはこれからどう受け止め、どう受け継いでいくのか。