「少子化対策」「神宮外苑」で火花

その後、記者から小池都政の少子化対策について問われると…

──(東京都の)出生率が0.99と全国最低。政策の目標が間違っているのではないか?

小池百合子知事
「間違いとは思いません。全国の出生率の低下は、東京都1つの自治体の低下よりも上回っている。若いママさん、パパさんたち、これから結婚しようかなと思っている方々にも、大きな希望を与えてきたと思う」

──少子化対策について

蓮舫 参院議員
「どうして少子化が進んでいるかというと、非婚化が進んでるからだと思うんです。今の子どもたちが社会に巣立つときに不安と負担のない東京都をつくることが、長い目で見た少子化対策だと思っている」

田母神俊雄 元航空幕僚長
「若者については都民税を半額にするとか、そういう政策をとって、とにかく所得を増やしてあげるということが大事だと思う」

石丸伸二 前安芸高田市長
「未婚者をどう婚姻に結びつけていくか。都市部でだけでは解決ができないと考えています。都市への集中・過密が大きな背景になっているので、そこへの取り組み・視点というものが欠かせない」

そして、神宮外苑の再開発については…

蓮舫 参院議員
「神宮外苑の再開発は一旦立ち止まる。そのことを私は都知事選の争点にしている。やはり国民・都民の声をしっかり聞いていきたい」

小池百合子知事
「今これが争点になるとおっしゃいましたが、なりません。なぜなら今、立ち止まっているからです。事業者の皆様方に樹木の保全ということで投げかけて、立ち止まっているところでございます」

田母神俊雄 元航空幕僚長
「外苑って都民にとっても神聖な場所だと思うんですよね。できるだけ残して、元の形を守っていった方がいいんじゃないかなと思っています」

都知事選には、これまでに50人以上が立候補の意向を示していて、過去最多となった前回の22人を大幅に上回る可能性が高くなっています。