フードコンサルタントの池田恵里さんオススメの総菜
そうした状況で、それぞれのスーパーが力を入れる総菜について、フードコンサルタントの池田恵里さんに聞きました。
例えば「平和堂」は『手作りお好み焼(税込み430円)』。普通はみじん切りになってるようなキャベツが千切りでちゃんとボリュームがあって生地も柔らかくておすすめだということです。
「ライフ」ではフランスパンで挟んでいるサンドイッチの『カスクート(税込み386円)』。パンに硬さも弾力もありつつ、中はふわふわで、チーズやベーコンが入っていて美味しいのだそう。
「阪急オアシス」は、アジアン弁当が充実していて、『パッタイ(税込み540円・特別店舗限定)』。脂っこくなりやすいところを脂っこくさせずに上手く調理しているのが特徴です。「万代」には名物と銘打っている『万代名物おいしい巻寿司(税込み321円)』があります。
総菜はそれぞれ、店内調理かセントラルキッチンかの違いがある上、セントラルキッチンでも機械化などでコストをかけているとクオリティが上がっているということです。
その充実してきているスーパーの総菜の質を、どこを見て選ぶべきなのか。それはズバリ『カツ丼』なのだそうです。カツ丼の卵は、溶き卵を使っているところもあれば、手間を省くために業者が作った加工卵を使っているところもあり、加工卵でも美味しいところはありますが、溶き卵の方が美味しいところが多いということで、そうしたところ違いが見えてくるということです。