【上越市 中川幹太市長】
「研究をしている方々、意味としては専門性の高い人たちはよそからくる可能性は十分にあると思っているが、工場勤務であるとかそういった方々は地元で確保していかなければいけない。(市議から)企業誘致をすれば人材も確保できるとの話をされたので、一概にそういうことではないという話をする意味でそういう答弁をしたところです」

報道陣の取材に対し、こう釈明し「考え方を改める」と述べた中川市長ですが…

【上越市 中川幹太市長】
「多種多様な人材が必要なので、それが『上とか下とかではない』と改めていかなければいけないと」

―高校卒業レベルの人を研究職に比べれば下に見ていると、そういうことを思っていたということが事実なのかどうか?

【上越市 中川幹太市長】
「とにかく、そういう意味で考えを改めていかなければいけないと」

【市職員】
「市長、今のちょっと違いますよね」

職員から制止され、再び発言を改める場面もありました。

【上越市 中川幹太市長】
「高校卒業の皆さんが製造業や地元密着の企業で働いていることについては、非常に産業の基盤だと思っていますので、(問題の発言は)表現方法の考え方が間違っていたと思っています」

市長の発言に、市民は…

市民は
「悪気はなかったんだと思うんですけどね、言葉が足りなかったなと思って」
「発言というのは、今まで培ったのものが出てしまうので、発言内容を注意するというのもあるんでしょうけど、根本にある自分というものをもう少し切磋琢磨したほうがいいかと」

中川市長は名前を挙げたメーカーに対し謝罪に行く意思を示した上で、自身の進退については「任期満了まで務めたい」としています。