AI活用で作業時間を大幅削減している役所も!
実際に役所などでも使われています。大分県の別府市役所では去年11月にチャットGPTを導入していて、市に寄せられた声について「質問」「意見」「営業案件」の3パターンに自動で振り分けてくれるということです。また、キャッチコピーのアイデア出し、祝辞式辞の挨拶文、会議資料作成などでも活用されていて、通常1人で2週間かかる作業が2日に短縮されているそうです。
神戸市でも活用されていて、解体改修工事が必要な建築物というのが数千か所あるそうですが、どれからやるかという30分以上かかる絞り込み作業が数秒で終わるということです。
近い将来は、高齢者などの“見守り”もできるようになるかもしれません。AI機能が搭載されたカメラ付きスマホを1台置いておいておけば、「今朝は同じ時間に起きてこない」「薬をきょう飲んでいない」などを識別。その場合にアラートで知らせてくれる、もしくは家族に知らせてくれるということが見込まれます。
人手不足と言われる農業の分野でも、防水のAI搭載スマホを田んぼが見えるところに置いておけば、色合いや成長具合を見て「雨の量が足りているか」「肥料が足りているか」といったことを農家の方に教えてくれて、毎日見に行かなくてもよくなるかもしれません。