実際に料理をしているのは…見えてきた理想と現実の乖離

「共働きですけど、私が料理してます」(40代・女性)
「実家で両親共働きで、母の方が帰りが遅いんで父がやってることが多いです」(20代・男性)
「私です。お父さんも古い人間なんで何かそういう風に育ってきてるというか…」(50代・女性)
「メインは妻、私はたまにご飯炊いたりかな」(60代・男性)

実際に料理をしているのは
▼女性(妻・母・祖母など) 71.6%
▼男性(夫・父・祖父など) 5%
▼その他(男女どちらも・外食・外注など) 23.3%
という結果に。

料理に対する性役割意識がなくなってきている一方で、現実はその意識に追い付いていません。

料理代行サービスを始めた稲田さんも2児の母ですが、夫が県外に単身赴任しているため、家事も育児もワンオペで行ってきました。

料理代行「ゆきどころ」 稲田幸恵さん
「料理代行を頼むことも『母親の役割なのに楽をしていいのか』って罪悪感を抱くお母さんも多いんです。
子どもを産むのも育てるのも、料理をするのも、なんで女性なんだろうって。固定観念が変われば、もっと子育てしやすい世の中になるのになって思います」