今回のG7サミットでは、去年、広島サミットで議論した経済安全保障なども引き続き大きなテーマとなりました。政治部・官邸キャップの川西記者の報告です。
政府関係者が「去年の広島サミットの成果を議長国イタリアに引き継いでもらい、日本の実績につなげたい」と話していた今年のサミット。実際、経済安全保障とAIは今回も大きなテーマとなりました。
経済安全保障をめぐっては、中国のメーカーが多額の補助金を受けて電気自動車のバッテリーなどを過剰に生産し、世界の貿易に影響を与えている問題について、G7首脳が対策を話し合いました。
議論に先立ち、EU=ヨーロッパ連合のフォンデアライエン委員長は「日本が広島サミットにおいて経済安全保障を主要なテーマとして取り扱ったことにより、この問題に光が当たるようになった」と評価したといいます。
一方、AIをめぐっては、史上初めてG7サミットに出席したローマ教皇がAIの軍事利用に懸念を示すとともに、倫理的観点から規制の必要性を訴えました。
AIに関するルールづくりの枠組み「広島AIプロセス」をまとめた日本からすれば議論の主導権を握りたいのが本音でしたが、教皇の存在感には及びませんでした。
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