山菜を正しく見分けるコツを“かるた”で

渡部さんが教えてくれたのは、フキと間違いやすいという『エンレイソウ』という植物。
葉っぱを比べてみると、フキはとげとげとしているのに対してエンレイソウは丸みを帯びています。

さらにエンレイソウは葉っぱが3枚で、良く見比べるとフキとは違うというのがわかります。誤って食べてしまうと、おう吐や下痢などの中毒症状を引き起こすとされています。

東蒲自然同好会 渡部通会長
「山菜ひとつとってみても、うっかり間違ってしまうこともあるので、よく確認して取ってほしい。例えば、エンレイソウは葉っぱがフキと似ていて、うっかりとって食べてしまって中毒を起こしてしまう。かるたで“見分け方”を伝えることができるんじゃないかと思うんですよね」

阿賀るたでは、フキ(フキの茎)は“取り易さレベル3”
エンレイソウを “毒レベル1”としていて、食中毒に注意を呼び掛けています。

さらに危険な“山のめぐみ”があるということで向かったのは、40分ほど進んだ山中、阿賀町役場から1時間以上…。
福島県境にほど近い山奥の林道脇にも、“危険な植物”がありました。