(記者)「今年新たにできた、先生のための教室『Tルーム』。同じ学級を受け持つ担任チームや子どもの様子や授業の進め方などを情報交換する」

「授業中に立って歩く子どうする?」教師が悩みを相談し合い、一緒に考える場

週に1回集まり、子どもたちの様子や時間割などを話し合う場です。これまで学級担任1人に任せられていた指導方針をすり合わせます。

(瀬戸山泉生先生・教職1年目)「課題が終わってやることがない子が、立って歩いたりしまうときはどう指示すれば…」

(田代皓亮先生・教職15年以上)「逆に分からない子のところに行ってもらい、教えてあげてもらうとか」

(小田ひとみ先生・教職30年以上)「終わったら立って音読をさせる。ずっと座っていられない子には、立ったり座ったり動きを入れてあげれば」

それぞれの悩みを相談し合い、一緒に考える場にもなっています。

(小田ひとみ先生・教職30年以上)「初任のときはめっちゃ泣いた。うまくいかず辞めようかと思うと校長室で話した。人に頼れず苦しんだけれど、今は人に聞ける環境だからうらやましい」

(瀬戸山先生)「何があってもすぐに話せる先生が周りにいるのはありがたい」