□ 広島の道路の掟 その三
  停車をよけるときは電車が来とらんかったら
  軌道敷に入っても大丈夫じゃけえ


JAF 田中 浩司 課長
― 軌道敷上を走行してはならないというルールがあるんですよね。
「基本的には走行してはいけないんですけど…」


「路上駐車している車があると、どうしても軌道敷に入らないといけませんので、しっかりサイドミラーで事前に確認するということを徹底してください」

そして、右折信号がない交差点で右折する場合は、特に注意が必要です。確認すべきポイントは4か所 ⇒ ▽後ろから来る電車、▽前から来る電車、▽対向車、▽歩行者です。


JAF 田中 浩司 課長
「後ろから接近してくる路面電車をサイドミラーと目視で確認する」


― 今、ちょうど後ろから…。
「それと同時に、ちょっと見えにくいんですけど、前方の電停の近くに車やバイクがいないかどうか確認する。安全確認ができたら、ゆっくり右折をする」


どんな道路でもしっかりとスピードを落として、自分の目で確認することが基本です。

JAF 広島支部 事業課 田中 浩司 課長
― 見るところがたくさんあって難しいですね。
「ぼくも隣りで言うだけで簡単なんですけど、運転するほうとなるとあまり余裕ないと思いますね」

▽ 広島市内の運転には独自の “掟” があるのです。


▽ 「お盆に久々に広島を走るというドライバーの方がたはぜひ、この3つの準備を」とJAFの田中さんは話しています。


(1)事前に走行ルートに路面電車が通っているか確認
(2)運転に自信のない場合は路面電車のルートは避けることを検討
(3)同乗者がいる場合は一緒に確認する


安全に楽しくお盆休みのお出かけを…。