世界的なポップアイコン、「BTS」のファン(ARMY)にとって、6月12日は喜びの1日となった。
グループの「長男」と呼ばれるメンバー、JINが韓国陸軍での兵役期間を終え、満期転役(予備役への移行)を迎えた。そして翌13日はBTSのデビュー11周年の記念日と、嬉しい出来事が重なった。
沖縄県内・県出身のARMY有志は、この節目を祝おうと、那覇市であるイベントを企画した。
熱心なARMYたちが集まっていたのは、琉球新報社(那覇市)の本社ビル。彼女らが企画したBTSの「推し広告」がビルの円柱にラッピングされ、笑顔で記念写真におさまっていた。那覇からおよそ20キロ離れた本島中部から駆けつけた親子連れARMYの姿もあった。
ー 誰が一番好き?
▽北谷町から来た中学生
「Jung Kookです。格好いいし可愛いし、ダンスも歌も上手で、格好いいです。Jiminはギャップが好き」
この日兵役を終えたJIN推しの女性もいた。
ー JINが兵役を終えるタイミングも重なって今日、どんな気持ち?
▽JIN推しの女性
「今日はずっと朝からソワソワ。ここ1週間くらい」
「本当はソウルに行きたいんですけど行けないので、沖縄からBTSまで届け、と。うふふ」
ー推しを待ってる間というのはどんな気持ち?
「寂しいのは寂しいんですけど、定期的に動画とかを撮って置いててくれるんですよ。2か月に1回くらいのペースで、短い動画ですけどアップしてくれたりとか。BTSが使っているコミュニティサイトにちょこちょこメッセージを残してくれたりとか、そういうのが定期的にあったのであまり寂しくはなかったです。他のグループを追っかけていたときは全く音沙汰がなくって、自分で消化しないといけないというのがあったんですけど、BTSはそうじゃなかった。配慮が素晴らしいグループです。だからやめられない」