■3年ぶりの「けんか七夕」 祭りの準備に多くの若者が
「よいやさー、よいやさー」そして今年はかさ上げされたまちを3年ぶりに山車が練り歩きます。

祭り会場で目立ったのは20代の若者たちです。
6月、本番のおよそ2か月前、地区のコミュニティセンターに住民が集まりました。山車に付ける「アザフ」と呼ばれる和紙の飾りを折ることから準備が始まります。
「あれだな、なんぼ」
「うーん白が10締め」
2台ある山車のうち1台をデザインした陸前高田市の大谷一真さん(21)です。幼いころから祭りを見てきましたが深くかかわるのは初めて。「アザフ」の色にはある思いを込めました。
(大谷一真さん)
「やっぱりいま戦争でウクライナの人たちが困っていて、自分たちも何かこう応援できるかなと思ってウクライナの国旗をイメージしてデザインしました」