5月28日(火)広島 2-1 オリックス
石田充 アナウンサー
広島カープ、先週の戦いをオリックス戦から振り返ります。5月28日(火)、いきなり末包選手がタイムリー。

RCC野球解説者 天谷宗一郎 さん
いい流れになるような攻撃をしてくれましたし、非常に難しいボールでしたけどね。
石田充 アナウンサー
いい形で先制すると、先発・床田寛樹 投手が、「これぞ、セ・リーグで最も勝っている男だ」というような内容の濃いピッチングでした。

天谷宗一郎 さん
相手をしっかりと冷静に分析しながら投げていけました。
石田充 アナウンサー
そして、守護神で迎える、ことしの交流戦。栗林良吏 投手が101個目のセーブをマークして、初戦の接戦をものにしました。
5月29日(水)広島 14-0 オリックス

石田充 アナウンサー
29日はよく打ちました。
天谷宗一郎 さん
そうですね。本当に投打がかみ合ったすばらしい試合でした。
石田充 アナウンサー
末包昇大 選手は一発。

天谷宗一郎 さん
これでゲームの流れが一気に変わってきました。
石田充 アナウンサー
「西川(龍馬)選手に絶対に捕られたくない。頭の上を越したい」って有言実行のレフトオーバー。西川選手の上にホームラン。そして、會澤翼 選手も久々の猛打賞。

天谷宗一郎 さん
そうですね。しっかり(バットが)振れています。

石田充 アナウンサー
「振れている」いうと、このピッチャー(森下暢仁)。これが交流戦でDH制がないセ・リーグの戦いで大事になるピッチャーの打撃です。さらに元気なところを見せたのは、秋山翔吾 選手。

天谷宗一郎 さん
本当に状態が上がってきています。
石田充 アナウンサー
もともと、パ・リーグ相手に結果を残してきたバッターでもありますから。今季最多得点でした。
5月30日(木)広島 2-8 オリックス

石田充 アナウンサー
そして木曜日。九里亜蓮 投手が初の2打点をマークしました。プロに入って初めてスクイズを決めて、チャンスの場面ではプロ初の犠牲フライ。投げても6回を無失点でした。2対0とリードしていたんですが、終盤に少し継投がはまらず…

天谷宗一郎 さん
このプレーです。もったいなかったです。

石田充 アナウンサー
ファーストからサードへの送球。これが乱れてしまって、結果的に2対8で3戦目は敗れました。