能登半島地震の発生から5か月が経つ中、けさ、石川県能登地方で最大震度5強を観測する地震があり、けが人や建物に新たな被害が出ています。
震度5強を観測した輪島市では、元日の地震で一度倒壊していた住宅がけさの地震でさらに崩れて、一部が道路にせり出しています。
午前10時前に作業員が到着し、道路を片側交互通行にして、道の安全を確保している状況です。
市などによりますと、けが人はいなかったということですが、こうして建物がさらに崩れる被害は輪島市内でほかに4か所確認されているということです。
近くに住む人は、「ここにいる以上、余震も覚悟して住んでいるが怖かった。これが最後であってほしい」と不安そうに話していました。
けさ6時31分ごろ、石川県能登地方を震源とするマグニチュード6.0の地震で、石川県輪島市と珠洲市で震度5強を観測しました。
この地震で潮位に若干の変化があるかもしれませんが、津波による被害の心配はありません。
石川県津幡町では、60代女性が緊急地震速報に驚き、ベッドから下りる際に右太ももを骨折するけがをしました。
住民
「びっくりした。いま壊れていた家も道のほうへ傾いていたので、早く取り壊してほしい」
輪島市では、元日の地震で被害を受けた建物がさらに倒壊する被害が5軒確認されているということです。
北陸電力によりますと、志賀原子力発電所は地震前から運転を停止していて、新たな異常は確認されていないということです。
また、石川県内では学校への被害はなく、通常どおり授業が行われているということです。
気象庁 地震火山部 原田智史 地震津波監視課長
「地震発生から1週間程度、最大震度5強程度の地震に注意してください。今回起きたものと匹敵、もしくはそれ以上の地震がまた数か月後に起きるという可能性も否定はできないと考えています」
この地震について気象庁は先ほど会見を開き、今後1週間ほどは震度5強程度の地震に注意するよう呼びかけました。
この地域では、今年の元日に発生したマグニチュード7.6の地震をはじめとして、およそ3年半にわたり地震活動が活発な状態が続いていて、今後も当面の間、継続すると考えられるとしています。
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