昭和24年創業の銭湯

そして、長い歴史を感じさせるレトロスポットが、昭和24年に創業した延岡市の銭湯「喜楽湯(きらくゆ)」です。


脱衣所や浴室には、看板や木製のロッカーなど、昭和の時代の設備がそのまま残されています。


(喜楽湯・2代目 甲斐政義さん・73歳)
「これ(体重計)も多分開業から同じ物だと思います、(足元もすれて)型がついている」


お湯は、井戸水を薪で沸かしています。

(喜楽湯・2代目 甲斐政義さん・73歳)
「暑いです(外気の)危険な暑さと火の熱さでダブルです」


営業は午後3時から。開店とともに常連客が疲れを癒しに訪れます。


(常連客)
「(Q.一番風呂はどうですか?)やっぱり気持ちがいい、一日の疲れを取りますからね」


ライフスタイルの変化や燃油の高騰などで全国的に廃業が相次いでいる銭湯。
甲斐さんは、常連客のためにもできる限り営業を続けたいとしています。

(喜楽湯・2代目 甲斐政義さん・73歳)
「体力と設備と燃料が3つ揃っていれば、その間は続けていきたいと思っています」


令和になっても色褪せない昭和レトロの魅力。
古き良き時代を体験できる癒しのスポットとなっています。

※MRTテレビ「Check!」8月10日(水)放送分から