沖縄では、本格的な夏が到来する前のこの時期を「若夏」と呼びます。

先月31日から、沖縄市で始まった『若夏の大植木市』は、花と緑の普及を目的に沖縄市の花卉園芸生産組合などが毎年開いているもので、この時期の地域の風物詩となっています。

会場にはおよそ20の園芸業者が出展していて、果樹の苗木や盆栽、観葉植物の鉢植えなどが一般的な市場価格よりも割安で販売されています。

梅雨のこの時期に訪れた人たちの目をひと際引き付けているのが『アジサイ』で、淡い色合いの花が咲き誇っています。

『沖縄市 若夏の大植木市』は6月9日の日曜日まで、沖縄市登川の農民研修センターで開かれています。