今回は、大分県代表として南九州大会に初出場する日田市の大山中学校吹奏楽部を紹介します。

山間の校舎に鳴り響く吹奏楽の美しい音色。全校生徒60人のうち17人が所属する大山中学校、吹奏楽部は7月行なわれた県大会の小編成部門で金賞を受賞し、初めて県代表として南九州大会への出場を決めました。

(河津虹水部長)「みんな楽しくやっていて、きついこともあるけど、お互いにアドバイスをしあいながら頑張っています。(小編成の魅力は)一人一人と関係を繋げられるし、それぞれの良さを音で表現できたりするところです」


25人以下での演奏となる小編成。曲によって変わりますが、大山中の主な楽器編成は、クラリネット、フルートサックスなどの木管楽器、6人。トランペット、ホルンテューバなどの金管楽器、7人。グロッケン、スネアドラムシンバル、など打楽器が4人となります。



指導するのは大山中学に来て3年目となる平原由美顧問です。

(平原由美顧問)「(指導をするのは)私だけではないんですよ。いろんな人達に来ていただいて、先生方に指導を受けるんですけど、彼らがスッと受け入れて一生懸命に音にしようとするから、皆さんに育んでいただいて今があると思います」


2年前は6人だった部員が17人に増え、演奏にも深みが増した大山中学吹奏楽部は11日に初めての南九州大会に挑みます。

(河津部長)「分からないことや緊張してしまうこともあるだろうけど、初の金をとって皆で分かち合いたいと思います」