制度開始からまだ1年経っていませんが、愛知県が公開しているアンケート結果によりますと、市町村立学校の保護者のうち17.3%がラーケーションの日を「すでに取得した」と回答。
「サービス業や医療、福祉関係などで土日も仕事の保護者にとっては、とてもよいと思う」「混雑を避けて、平日に家族で活動ができることがうれしい」などと制度を歓迎する声が多くあったといいます。
一方で、「学習の進度が心配」「ラーケーションの日を取ったことによって、友達の中で浮いてしまわないか心配である」といった声もあったということです。
「家族旅行で学校を休んでいいか問題」…議論の根底には不公平感?
今回、議論となっている「家族旅行で学校を休んでいいか問題」の根底には“不公平感”があるのではないかー。
全国に先駆けてラーケーション制度を取り入れた愛知県において、唯一制度を導入しないことを決めた名古屋市は、ラーケーションについて問う市民の声に対し、HP上でこのように回答しています。