どんな人が“フキハラ”?

熊崎キャスター:
状況によっては言葉で言われるよりため息の方が怖いんじゃないかと思うようなシーンもあります。

日本ハラスメント協会 村崎要 代表理事によると、「管理職クラスの人がフキハラをしやすい」ということです。

管理職の人で、説教や説明がパワハラになるかもしれないと心配している方が非常に多く、言葉選びの難しさもストレスになり、結果的にため息として放出されるケースもあるそうです。

また、家庭で言い合いが起きた際、“言い合いを終わらせたい。察してほしい”と思った時にため息が出てしまうことがあるとのこと。ただ火に油を注ぐだけのような気もするのですが…

ホランキャスター:
言葉にしてもしなくても、結局ハラスメントになり得ると考えると、伝え方が難しい時代ですね。

萩谷 弁護士:
ハラスメントにならなくても、ため息をつかれると仕事などで、マイナスな気持ちが出てしまう時もあります。しょうがない時もありますが、気遣いも大事かなと思います。