そもそも「ため息」とは
熊崎キャスター:
しかし、生きていればため息をつきたくなることもきっとあるかと思います。

精神科医・産業医の井上智介医師曰く「ため息はストレスを解消するための生理的なもの」のため、ため息は全部が全部、否定されるべきものではありません。
(1)姿勢を正し、息を吸う
(2)6秒以上かけて息を吐く
このようなため息だと深呼吸に近いため、周りの人が不快にならず、リラックス効果もあるので良いのではないでしょうか。
ただ、ため息が多いと心の病のサインの可能性もあるので、しっかり察知することが大事なポイントです。

【意図的にため息をつく人】
・権力アピール
⇒不満を示し自分の意見を通しやすくする
・話しかけるなアピール
⇒今以上に仕事を振られないようにする
・頑張っているアピール
⇒つらい・しんどいをわかってもらいたい
【“不快”に感じた際の対処法】
・会社
⇒テレワーク・メールなど物理的な距離をとる
・家庭
⇒ため息をされてもリアクションしない
井上キャスター:
関係性もありますね。今では“ハラスメントハラスメント”という言葉もあります。ハラスメントが怖くて、後輩を指導しないとそれはそれで指摘されるという。もうどこに歩めばいいのか…
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<プロフィール>
萩谷麻衣子さん
弁護士
結婚・遺産相続などの一般民事や、企業法務を数多く担当