「試合の結果で恩返ししたい」地道な努力を続ける理由

父親が改造した自宅の和室で、家に帰ってもパターの練習に打ち込みます。

工藤夏姫さん
「ショートゲームをもっとうまくなるように、練習場でどんな球が出るかとか、自分の中で研究していきたいです。パターをもっと短い距離に入れたいときに入れられなかったり、それは練習がまだまだ足りないのかなと思います」

成長を追い求める工藤選手。初出場の世界ジュニアは、これまでの恩返しの舞台であると同時に、世界のライバルたちと戦うことで自分の立ち位置を見定める大会でもあります。

工藤夏姫さん
「上手な人がいっぱいきて、自分よりレベルのもう一個高い人たちが集まったりするところだと思っています。目標はシード権を取ることです。応援してくれている友だちや家族、周りの人たちに感謝しながらやりたいのと、たくさん協力してくれているので、その人たちからの応援を試合の結果で恩返ししたい」

世界に初挑戦する12歳の眼差しは光り輝く未来に向いています。