東日本大震災から15年が経ち、当時生まれた子どもたちは中学3年生になりました。

当時どのような状況だったのか「よく知らない」という世代も増えるなか、青森市の中学高等学校では震災の記憶をつなごうと、毎年行事を続けています。

11日に青森明の星中学・高等学校で行われた追悼集会。
記憶の風化を防ごうと、東日本大震災が発生した翌年の2012年から毎年行われています。

生徒たちは「一刻も早く復興しますように」「安らかにお眠りください」などと祈りの言葉を折り鶴にしたため、祭壇に奉納しました。

生徒会長 高槻香太朗さん(17)
「あの日、日本中がどのような揺れに襲われ、どのような悲しみの中にあったのか、それを知らない私たちの世代が社会の大きな一部分を占めるようになってきます。あの日のことを学び、考え、教訓を語り継いでいかなければいけません」

震災から15年が経ち、当時生まれた子どもは現在中学3年生。
もちろん、記憶はありません。

中学3年生 今 澪李さん(15)
「(当時のことを)自分が知るだけでなくて、他の人にもそのつらさを教えていきたい」

中学3年生 若松紗那さん(15)
「詳しくは知らないが、被害に遭った方たちの苦しみや悲しみは私たちには計り知れないものだと思っていて、そういう方たちが少しでも希望を持てたらいいなとお祈りしました」

“あの日”を知らない子どもたちは、3月11日に行われる追悼行事を通して震災の記憶を風化させず、教訓を語り継ぐ決意を新たにしていました。