食べきれなかったら“1万円没収”?ラーメン店の対策

熊崎キャスター:
大阪府吹田市にある「ラーメン工藤」では、麺500g(約5人前)の「大ラーメン(980円)」には“お残し禁止”というルールがあります。しかし、約2年前に味や量を説明し、了承して注文した客が食べきれなくなり走り去るという一件がありました。

店主は「いたずら半分で注文やめてほしい」と、お残し防止対策として券売機に「大ラーメン食券購入の方は1万円ご用意ください」という注意書きを貼り、食べる前に1万円をお店に預け、食べきることができたら1万円を返却、食べきれなかったら没収、という取り組みをおこなっています。

ラーメン工藤の店主は「お客さんみんなにお腹いっぱいになってもらいたいので、小〜大サイズを料金一律で提供している。お互い了承した上で大ラーメンを提供するので、“1万円預かり”のルールに反発する客はいない」と話していて、この2年間で約100人の新規客が注文しましたが“没収”は2件、つまり食べきれなかった客は2人と、皆さんちゃんと食べきっているということでした。