近年では九州で大雨となった2016年の梅雨に類似

過去の梅雨を振り返ると、2024年の梅雨は2016年の梅雨と類似点が多くありそうです。2016年も沖縄・奄美地方で梅雨入りが遅れ、インド洋の海面水温が高い状態でした。
また2024年は、台風1号の発生が過去7番目に遅くなっていますが、2016年の台風1号の発生も、過去2番目に遅い、7月3日に発生となりました。
2016年は特に九州で大雨となり、宮崎県では6月19日から30日にかけて1200ミリの雨を観測した地点もありました。今年も西日本の太平洋側を中心に雨量が多くなる予想です。本格的な雨のシーズンに向けて大雨への備えを進めてください。(気象予報士・東杜和)