憲法で保障された“最低限度の生活”とは…入院中の息子のため争う母

裁判で鈴鹿市と争っている81歳の女性。去年までは、息子も証言台に立ち、車の必要性を訴えてきましたが、ことしに入って息子の体調は悪化。一時危篤状態になり、入院生活を送っています。

(生活保護受給の女性 81歳)
「名古屋高裁行ってくるでな。母さんな、今まで2年間頑張ってきたでな」

「健康で文化的な最低限度の生活」は、憲法で保障されている基本的な人権。生活保護受給者が過去最多を記録し、格差が広がり続ける中、どこまでが最低限度の生活なのか…親子は今後も司法の判断を求めていきます。